長襦袢

美姿の土台を支える「長襦袢(ながじゅばん)」:着姿を整え、着物を守る和装のインナー
  • 和装の「インナー」としての重要性 肌襦袢(肌着)の上に重ね、着物のすぐ下に着る「和装のインナー」です。着姿を美しく整え、着物を汗や皮脂から守るという非常に重要な役割を担っています。

■ 長襦袢が欠かせない3つの役割

着姿の土台作り 衿元をピシッと整え、着物のシルエットを美しく保ちます。特に「半衿(はんえり)」を付けることで、顔周りの印象を華やかに演出します。

大切な着物の保護 汗や皮脂が着物に直接付着するのを防ぎ、着物の寿命を延ばします

温度調節と防寒 季節に合わせた素材を選ぶことで、体温調節を助け、冬は暖かく夏は涼しく過ごすことができます。

季節とTPOに合わせた長襦袢の選び方と使い分け
種類 裏地の状態 着用時期(目安) 特徴
袷(あわせ) 全体に裏地あり 10月〜5月 保温性が高く、冬場のフォーマルシーンに最適。
袖無双(そでむそう) 袖のみ二重 10月〜5月 胴は単衣、袖だけ裏地がある仕立て。最も一般的。
単衣(ひとえ) 裏地なし 6月・9月 軽やかで通気性が良く、季節の変わり目に重宝。
夏襦袢(なつじゅばん) 麻や絽など 7月〜8月 透け感があり、吸汗・速乾性に優れた素材を使用。

素材選びのポイント:理想の「着心地」と「お手入れ」で選ぶ

  • 正絹(しょうけん) 絹100%の最高級素材。肌触りが最高で、静電気が起きにくいため、上に重ねる着物に最もよく馴染みます。フォーマルな席には必須の素材です。

  • ポリエステル 自宅の洗濯機で洗えるのが最大のメリットです。練習用や雨の日、汗をかくシーンでも気兼ねなく使えて便利です。

  • 麻(あさ) 夏の定番素材。圧倒的な通気性とシャリ感があり、湿気の多い日本の夏でも、最も涼しく過ごせます。

快適に着こなすための「寸法(サイズ)」の重要性
  • 着物との「最高の相性」を追求する 長襦袢の寸法は、上に着る着物の寸法とぴったり合う必要があります。袖丈や裄丈(ゆきたけ)が合っていないと、袖口から長襦袢がはみ出したり、衿元が浮いてしまったりする原因になります。

  • オーダーメイド仕立てのメリット 当店の「手縫い仕立て」では、お客様一人ひとりの体型と、お持ちの着物の寸法を考慮し、数ミリ単位で調整を行います。

  • 「着崩れ」を防ぐ職人の技 正確な寸法で仕立てられた長襦袢は、動いても衿元がピタッと決まり、一日中美しいシルエットを保ちます。

お仕立て価格

¥11,000円

袖無双

¥11,000円

単衣

¥10,000円

夏襦袢

¥10,000円

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