

未婚女性の最高格「第一礼装」:振袖が持つ特別な意味
●最高格の「第一礼装」 振袖は、未婚女性が着用するなかで最も格の高い正装です。
●伝統的な「通過儀礼」としての願い 単なるファッションではなく、「長い袖で厄を振り払い、清らかな体で大人の仲間入りをする」という、古来より続く大切な意味が込められています。
●活躍する「晴れの日」 成人式(二十歳の集い)だけでなく、結婚式の披露宴、卒業式、パーティーなど、おめでたい場を華やかに彩る衣装として親しまれています。
袖の長さで変わる、振袖の「格」と「種類」
●大振袖(おおふりそで) 袖丈 約114cm前後。花嫁衣装や本格的な式典用。
●中振袖(ちゅうふりそで) 袖丈 約100cm前後。成人式で最も一般的なサイズ。
●小振袖(こふりそで) 袖丈 約76~86cm前後。卒業式の袴に合わせることが多い。
なぜ袖が長いの?知られざる「振袖」の由来と豆知識
「振る」という動作に込められた霊的な力
●古来、日本では「振る」動作には神様を呼ぶ(魂振り)、あるいは厄を払う力があると信じられてきました。長い袖を振ることで、身に降りかかる厄災を追い払い、身を清めるという意味があります。
■「振る」「振られる」の語源は振袖にあり!
●江戸時代、女性から言葉で想いを伝えられなかった時代、袖を振ることで好意を伝えていました。
●前後に振る =「好き(承諾)」
●横に振る =「ごめんなさい(お断り)」 現代でも使われる「振る」「振られる」という言葉の語源は、実はこの振袖の所作なのです。
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