
控えめな品格「付下」:日常に寄り添う、奥ゆかしい準礼装
●控えめで奥ゆかしい美しさ 華やかすぎるのは気後れするけれど、品格は保ちたい……そんな場面で最も重宝される、汎用性の高い一枚です。
●全ての模様が「上を向く」仕立て 反物の状態で、着たときに前身頃や袖など、すべての模様が上(肩)に向かって流れるように配置されています。
●格付け 訪問着よりは一段低く、小紋(こもん)よりは高い「準礼装」または「略礼装」に位置づけられます。
「付下」と「訪問着」の違いを見極める
| 特徴 | 付下(つけさげ) | 訪問着(ほうもんぎ) |
| 模様のつながり | 原則、縫い目をまたがない | 縫い目をまたいで絵がつながる(絵羽仕立て) |
| 華やかさ | 控えめ・すっきりとした印象 | 仮絵羽(一度着物の形に縫う)をして染める |
| 格付け | 準礼装・略礼装(中) | 豪華、華やか、重厚 |
| 主な用途 | お茶会、観劇、落ち着いた集まり | 結婚式、披露宴、格式高い式典 |
どんな場面で着るのが正解?「付下」の活躍シーン
●お茶会や格式のあるお稽古に 周囲との調和を重んじるお茶席では、付下げの主張しすぎない気品が好まれます。
●観劇やコンサート、お食事会に ホテルのレストランや劇場など、「少しお洒落をして出かけたい」という場面に最適です。
●卒入学式の付き添いに 主役であるお子様を引き立てつつ、母親としての品格を保つ「控えめな装い」として選ばれています。
お仕立て価格
| 袷 | ¥19,000円 |
| 単衣 | ¥16,000円 |